My Style 2012



ここでは2012年の時点で私が使っている道具やセッティングを紹介します。



大物突きのSetting

これは5月の大物突きに使ったセッティングです
大物を狙う場合、そのほとんどがボートからのドリフトで行います
人数は、私一人から、多くても5人まで
船上は狭く、揺れも有るので、道具はコンパクトにまとめ、通路を確保しなければなりません。
特にラインが散乱すると危険で、エントリーもスムーズに出来なくなるので、
ライン巻を使ってまとめるようにしています。

手銛は、篠原手銛・伊藤手銛を使用 (写真は伊藤手銛)

ラインは 台湾のはえ縄漁に使うもので、浮くものを使っています。

ライン巻はヨーロッパのダイバーが分銅潜りに使っているもので、
他のメンバーは、市販の12mmのベニヤ板で同じようなものを作り、使用しています。

フロートは、前に硬質のプラスティックで作られた、やや小さめのブイを付け、水深に関係なく一定の負荷をかけるようにしています。
後ろには市販の空気を入れて膨らませるフロートを使い、さらにそれも引張り込まれた時のために5mほどのロープを付けておき、上で私が引っ張るという形にしています。

以前、大きな発泡スチロールのブイを一つ付けて大きなイソマグロを突いた時の話
まさかこれをと思われたブイを、いとも簡単に水中に引っ張り込んでそいつは姿を消した。
もちろん水中銃も一緒に…
あれだけの浮力がかかっていればすぐに上がるだろう。
そう思っていたが何時までたっても上がってこない
もしかしたらサンゴにでも引っ掛かって上がってこないのかもしれない
あきらめて帰ろうとしたその時に、遠くのほうでブイの飛び上がるのが見えた。
大急ぎで回収したが、身切れして魚は付いておらず、銛先にはちぎれた骨だけが引っ掛かっていた。

その後、段階的に負荷をかけ、魚を疲れさせてから取り込む様にと、今の形に変わっていった。

ラインはストラップに繋がず、
ストラップを通してから直接手銛本体に繋ぐようにしています。

大物突きは基本、一本突いたら船に戻るので、チョッキ銛はひょうたんを使わず直結しています。





銃の場合もフロート関係は同じ仕様です

できる限り魚を近づけて、近づいて撃つというのは大きな魚でも、小さな魚でも同じですが、7mmの長いシャフトと銛先、それを飛ばして太い胴体を確実に貫く、そのためにゴムを3〜4本掛けるようにしています。
そしてそのゴムの張力に耐えるために太い作りの銃が必要になってくる。
このようにターゲットにする魚に合わせて道具も形を変えていきます。

ちなみに銛先がセッティングされていませんが、これは接合部の劣化で魚を逃すことの無いよう、直前にセットするようにしているためです。

私の目標は、手銛で50kg  銃で100kg

これらはそれを視野に入れたセッティングです。






普段使っているセッティング

道具はとにかく、シンプルで扱いやすいように!!

このフロートも10kgオーバーの回遊魚を狙いに行ったときには、
大物突きの時のように、ストラップを通して本体に繋ぐこともありますが、
普段はウエイトに付けたラインにフックを引っかけて使っています。

もしついた魚を一度で取り込めない場合は、フックをストラップやゴムと本体をつなぐラインに引っかけて浮上します。

例えば、魚が根に引っ掛かり引き出せない場合は、手銛を置いて浮上する
透視度が悪く、流れのある様なところでも確実にその場所に潜っていくことができる。
大きな回遊魚を突いた場合は、手の中でラインを滑らせ、浮上してから魚とやり取りし、取り込む事ができる。

これは道具を無くさない為だけではなく、水中で必要以上に無理をして事故を起こすような事が無いよう、安全対策のためでもある。


セルフレスキュー、オウンリスク その姿勢がダイバーの基本で、命知らずな潜りは決して自慢になる様な物ではありません。

もう一つの大きな役割は、魚を取り込んでキープしておく道具であること。
このフックはエラ通しの役目もしており、魚のエラから口に通してラインに送り出す(一般的なエラ通しは口からエラに)
泳いでいるうちに魚は後ろに送られていき、フロートの所まで行ったら戻らないような仕組みになっているため、(写真下)そこでキープされる。
そして、フロートのフックからラインを外せば魚をラインから抜くことができます。
フロートについたもう一つのフックには予備のチョッキを付けておき、
チョッキを張っておくゴムの予備と、何かトラブルがあった時の応急処置に使う細い紐をフロートにつけています。

私たちの潜りはトレーニングも兼ねて、少なくとも3時間以上かけて、広範囲を探るようにしています
ですから海上でトラブルがあっても、できる限りその場で対処できるようにしています。

それと、ビーチからエントリーするポイントは漁船や遊漁船などが頻繁に往来するところが多い
不用意にラインを長くするのもトラブルの元となるので長さを17mぐらいにしています。
そのためフロートの浮力は水中に持って入ってもそれほど苦にならないように調整してあります
突いた魚はその場では浮いているもの、沈んでいるものがあり、いずれも中性浮力に近いところにあるので、これぐらいのフロートの浮力で十分に対応できます。




今使っている手銛の仕掛け

おうちゃくがけは、掛けやすく、抜きやすいようにと、このような形にしてみた
放った際引っ掛からないように金物の手前に小さな土手を作ってある
今のところトラブルも無く、気持ちよく使っています!!

しんがねは、ねじを切るのをやめ、ビニールテープで巻いてあるだけ
手銛の先端金具には穴をあけるだけなので、しんがねとも、ねじ切りが困難な特殊鋼を使うことができる
6mmと、大物用の7mmを用意してある。